昨日は20年来懇意にさせていただいていた、フランス料理店に久しぶりに出かけようということになり、まずは予約の電話を・・・といことで電話を入れたところ”この電話は現在使われておりません”の音声が・・・
「えー!私ったらまた間違い電話しちゃったか?」と自分に突っ込んで、その後何回も掛け直してみたものの、あの無機質なむなしい音声のリフレインしか聞こえてこない。
このお店・・・料理のおいしいことはもちろんだけれど、それ以上にご夫婦の愛情が滲み出る雰囲気に惚れ込んで、何か嬉しいことや記念日には”ここ!”と決めていたような気がする。数年前に奥様が亡くなられてからもご主人が「まだ、妻がここにいるような気がして・・」と続けて来られた。
不安がよぎる。この目で確かめないことには落ち着かないとばかり、取りあえずお店に行くと、案の定 ”開いていない” ”電気も点いていない”ビルの2階の美容室で聞くと、「お年がお年なので、8月いっぱいで閉店されたんですよ」とのこと。
そうかぁ~もう会えないのか!と思っていたそのとたん、奇跡が起きました。
ご主人現る!!(後片付けのためらしいが、どうしても私たちに会いに見えたとしか思えなかった。)
”思いは伝わる”・・・目には見えない力ってやっぱりあるんじゃないかなぁー
そう思いながら、家に着いたら宅配業者が来ていて今まさに持ち帰ろうとしていたところでした。もしかして、これも”奇跡?”と思ってみたけど、うんにゃ、これは単なる”偶然”です。
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