“君たちはどう生きるか”

 昨夜10歳の孫がこの本を携えてやってきました。夕食になっても、テーブルにつかず読みふけっています。

 “何読んでいるんだ?”と覗いてみると“なーんだぁ~、まんがかぁ!”といった感じで、少しイラッとしていたはずなのに・・・・

 私がはまりました。

あの地動説で有名な”コペルニクス”をもじった”コペル君”が主人公。”コペルニクス的発想”が大切とよく言うけれど、人間はどうしても自分を中心としてものを見たり考えたりしてしまう。

 自分の損得や相手にどう思われるかを中心にして生きていると、実は、いつまでも本当の自分を生きることにはならない。

 亡き父が息子に託した”立派な人間になってほしい”という願いは名声でも、富でもないことは明らかである。”立派な人間”って・・・

これを読んだ10歳の孫は、どう感じたのだろうか。そして、これからの人生、心の片隅にこの本が生き続けることをばぁばは願っている。

  

ホッとコミュニケーション

“あなたも大切、わたしも大切、共に育ちあう”お互いの気持ちを理解し、心の通じ合う温かい関係作りを学んでいきます。

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