“親孝行したい時に、親はなし”
どうしても自分のことを優先してしまいがちな自分に“喝!”を入れて、12日・13日と富山に行ってきました。
きっとお盆のお墓参りは叶わなかっただろう、、、と「母さん、墓参りに行こうか?」と声をかけると「そいがっちゃね(そうだよね)・・・」と急に思いは募った様子。
「そうだよね、やっぱり父さんの墓参りはしないとすっきりしないよね。」と姉と二人で施設(つるさん・かめさん)から連れ出して、車に乗せて実家方向に向かうと・・・
突然母が「あれぇ~どこに行くがぁ~?墓は反対側やぜぇ~」とのたもう。
母は、自分の親のお墓参りと思い込んでいたらしい。
「母さん、父さん待ってるよ」と言うと、「そいがぁ、そいがぁ」と母は急いで頭の中をリセットしていた。
年老いて、認知も困難になってくると子どもに戻るというけれど・・・
いくつになっても『親子の縁』って強い強い絆で結ばれていることを目の当たりにさせられた瞬間でした。
そんな愛おしい母の姿を目に焼き付けて、紅葉が深まりつつある故郷を後にしました。
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