朝日新聞ー天声人語ー2月29日閏日2月の言葉から
”戦前に夭折したハンセン病の作家、北條民雄の「すみれ」という童話より、
片隅に一輪咲くすみれが、<どんなやまのなかでも、たにまでも、ちからいっぱいにさきつづけて、それから わたし かれたいの。それだけがわたしのいきているつとめです。”
この文書を見て、童話を読んでみたくなりました。それと同時にふと、斉藤隆介(作)、滝平二郎(絵)の絵本「花さき山」思い出しました。私のパソコンメールアドレス「hanasakiyamasana@mte.biglobe.ne.jp」は絵本「花さき山」に由来します。
読むたびに、胸にしみてくるような静かな感動を覚える絵本です。
色々な解釈があるかと思いますが、私には、山なる母が私をいつも見守り、分かってくれる安心感と、誰かが喜んでくれる、笑顔になることが私の心に花が咲く・・・そんな心の豊かさが”親業”の願いにつながるように感じてなりません。
2月27日生まれの私にとって、還暦を過ぎて心新たにまた始まる”はじめの一歩”の2月最後の日でした。
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