先日、着付けの師匠であり、人生の師と仰ぐ先輩よりDVD「雨あがる」をお借りして見ました。映像は全編通して暗く淡々としているのに、時折散りばめられている”人としての生き方”の指南が感じられて、その場面場面の輝きは眩しいばかり・・・引き込まれますよ♡ぜひ機会があれば、みなさんに見ていただきたい映画です。
山本周五郎の原作ということでしたが、「剣は人を切るためではなく、自分の卑しい心を断ち切るためにあるんだ」「人は何をやったかではなく、何のためにやったのかが大切」など、根底には人としての”優しさ”が感じられます。
珠玉のことばの数々にやられました。すごい感動的な場面があるわけではないのですが、知らないうちに涙が溢れて
見終わった後、本当に【雨あがる】です。すっきり晴れ晴れとした前向きな気持ちになれます。寺尾聡、うまいです。さすが、DNA引き継いでます。昭和の名優・宇野重吉さんの息子さんですものね。
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