「ヒヤリハット」・「にやりほっと」この違いは?

 朝日新聞のコラム”天声人語”は難しい!と読み飛ばすことも多いけれど、思わず笑ってしまうような風刺が効いているものの、「そうだな!!」と笑った後に、少し大げさかもしれないけれどこれからどう生きていこうか・・・と心の持ち方や、行動を変えていこうとするきっかけになる記事も多い。

 何年か前に読んだ記事には「年をとればとるほど”教養”と”教育”が大切」と書いてあった。「うんうんそうだね!私も頑張らなくちゃ・・」と読み進めていったら、そんな難しいことではなく、「今日事がある。今日行くところがある」「きょうようときょういく」なんですね。

 昨日の天声人語も目から鱗、、、ヒヤリハットといえば、”ハインリッヒの法則”・・・「重大事故の陰に29倍の軽度事故と、300倍のニアミスが存在する」といわれ、保育の現場でも重要視されている。大切なんだけれど、「ヒヤリハットだけではマイナス面ばかりが見えがち。プラス面をみんなで共有しよう」と職場(介護の現場)で「にやりほっと」を心がけている事例が掲載されていた。 介護していて、思わず笑ってしまう、心が和む。そんなお年寄りの言葉や振る舞いをカードに残している。たとえば、「食欲がない。物欲ならあるのだけれど」とは食事前の冗談である。

 小さい子の「にやりほっと」は一段とたまらない。孫たちの一挙一動に驚くことや、目を細めること、忘れないように書き留めておこう!!(こう書いたことを忘れてしまう予感が・・・)

 

ホッとコミュニケーション

“あなたも大切、わたしも大切、共に育ちあう”お互いの気持ちを理解し、心の通じ合う温かい関係作りを学んでいきます。

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