何があったの?

4年生の授業は毎回何が起こるか、始まってみないと分からないまるでアドベンチャー気分の授業!!(というか毎回私の力量が試される自分に正直な生徒さんばかり・・・)

 しかし、今日は始まる前から既に何かが起こっていた。4年生のこのクラス担任の先生が男子学生から聞き取りをしていたところに私が入っていった。先生曰く「田口先生に迷惑かけるんじゃないよぉ。授業はしっかり受けること!」「今日の授業が終わったら二人とも時間とって話するから・・・」と言い残され、教室を後にされた。

 なんとなく、気まずい雰囲気の中始まった”保育相談支援”の授業。何があったのかは図る由もない。でも確実に何かでトラぶったことは間違いない。周りの生徒も多少ピリピリしている。”私どうしたらいいの?”・・・・・でも授業はするしかない。

 この授業の中身は、要は”効果的なコミュニケーションを取るための学び”なので、授業を進めていくうちに、当事者の男子学生の方は、ばつの悪そうな顔色をしたり、女子学生の方は、”そう!その通り”と言わんばかりに大きくうなずいたり・・・どうも、今コミュニケーションのずれから起きたトラブルに直面したばかりの二人にとっては、所々耳の痛い話となったようである。

 学生たちは多感な今を生きている。普段は表面に出さないけれど何かの拍子に爆発してしまうこともある。このクラスの初めての授業の時は、正直狼狽えた。遠慮のないため口、考えるより先に口がついて出てしまう。その言葉の数々が単なるストレス発散になっているのでは・・・?でも、言われた方もそんなに嫌がっていない?このクラスの独特の仲間意識・授業スタイル?とも感じていた矢先の出来事。

 言葉には”言霊”が宿っている。思わぬ誤解を招くことのないよう、言葉は大切にしたい。まずは、相手の思いをしっかりと受け止め返していくことを来週生徒には非難がましくなく伝えれたらいいな♡私の宿題!

ホッとコミュニケーション

“あなたも大切、わたしも大切、共に育ちあう”お互いの気持ちを理解し、心の通じ合う温かい関係作りを学んでいきます。

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