俯瞰(ふかん)する・・・

 レポートを書きながら、ふとした疑問が生まれたのでしょう。「先生!幼稚園の先生も保育者??」と聞いてきた学生がいました。

 私「そうだよ!幼稚園の先生は教師なんだけど保育者というんだよね。それは幼少期まではその発達の特性から、関わる人はすべて保育者というんだ よ。」と即答してしまいました。

  う~ん、、、いかん。わたし・・・

 その日のレポートの課題は”保育の中で保育者は何を教えているのか”であった。保育はいうまでもなく、教え込むのではなく様々な物や人と関わりながら、子どもたち自身が「なぜだろう?」「どうなってるんだろう?」という疑問から「知りたい」「してみたい」という欲求に繋がり、「できた」「わかった」という感覚を味わうことができるよう下支えする営みである。

  今の私と学生の関係そのものにも当てはまる。なのに、答えてしまった・・・教え込んだ・・・ 余裕がないわたし・・・

 先輩の先生にこのことを聞いてもらった。

 先輩「答えなくては・・・アドバイスしなくては・・・」と焦るんだね。

 私「そうなんです。」

 先輩「せっかくの考えるチャンスを潰してしまった感じがするんだね。」

 先輩「答えは生徒が見つけるんだよ。それまで、生徒のペースになって付き合ってみる。 そんな自分を俯瞰してみることも授業には大切なエッセンスだね。」

    まさしく親業そのものの対応をしてもらいました♡

そういえば、この”俯瞰する”という言葉、昨年の親業の上級講座再受講の折り、今井真理子先生から教えてもらった言葉です。(それまで私知りませんでした・・)

 その意味も知ってすっかりお気に入りの言葉になりましたが、ここでも出てきました。私の憧れの人は、”自分を俯瞰すること”ができる人なんだなと改めて実感することができました。

  俯瞰して見たら見えた?・・・木の中にハートが・・・

 


ホッとコミュニケーション

“あなたも大切、わたしも大切、共に育ちあう”お互いの気持ちを理解し、心の通じ合う温かい関係作りを学んでいきます。

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